コンタクトの価格を決める要素とは?コンタクトの価格を決める要素とは?コンタクトの価格を決める要素とは?

アジア人、特に日本や中国、韓国などの極東地域に住む人々は、欧米人と比較すると近視人口が多いと言われています。事実、日本人のコンタクトレンズ装用者も2010年時点でおよそ2,000万人とされており、日本人の6人に1人がコンタクトレンズを使っていることが分かります。

コンタクトレンズで人気が高いのは、毎日レンズを取り換えるワンデータイプです。朝起きて装用し、寝る前に外すというシンプルな使い方やこすり洗いなどのケアが不要な点、毎日取り換えるという都合上、毎日清潔なレンズを使え、眼病のリスクを低減できることがメリットとして挙げられます。

一方、ワンデータイプは2ウィーク・1マンスタイプと比較すると、コンタクトにかかる費用が高いという特徴があります。毎日使うものだからこそ、少しでも安く購入するために、コンタクトレンズはネットで購入しているという人も多いでしょう。

そこで気になるのは、「何がコンタクトレンズの値段を決めるのか?」ということではありませんか?実店舗や眼科と比べ、ネットで購入する方が安いのは人件費や光熱費、家賃のことを考えれば、詳しいことは分からずとも感覚的に理解できるでしょう。ですが、同じメーカーから出ているコンタクトレンズ同士でも、製品が変われば値段が大きく違います。コンタクトレンズの値段を決定する要素とは、一体何なのでしょうか?

・コンタクトの値段を決定づける要素とは?
1.素材
コンタクトレンズの素材には、長らくHEMAが用いられていました。しかし近年はシリコーンハイドロゲル素材が主流となり、各メーカーがしのぎを削って、より快適で、瞳の健康に配慮されたものを作り出すべく、研究開発に勤しんでいます。

HEMAはシリコーンハイドロゲル素材と比較すると、素材そのものの酸素透過性能が低く、含水率を高めて酸素透過率を向上させる必要がありますが、長らく用いられてきたことから供給体制が整っており、仕入れやすいというメリットがあります。

一方、シリコーンハイドロゲル素材はメーカー独自開発であることがほとんどで、供給体制が整っているとは言い難いです。需要があっても、供給の絶対数が少なければ製造数も少なくなります。少ない製造数で製造コストを回収するためには、販売時の価格を上げる必要があります。

2.技術
各メーカーが持てる技術の全てを注ぎ込んで開発された、ハイエンドなコンタクトレンズは価格が高くなる傾向があります。独自技術が用いられ、他のレンズとは違う強みを持つレンズは、製造に専用の機械や設備が必要となるため、製造コストが高くなります。製造コストを低くするためには大量生産が最も効率的な方法ですが、独自技術だけではなく独自素材を用いて作られたコンタクトの場合は、大量生産が難しいため、コスト回収のために販売価格が上がってしまいます。

コンタクトレンズの価格が高くなる理由には、他にも消費税が挙げられます。いずれにせよ、ユーザー側が何らかのアクションを起こせば価格が安くなるというものではないのが厄介な点です。

ユーザーとしては、毎日使うものだからこそ少しでも安く購入したいものです。節約テクニックとして、コンタクトレンズを購入する際には、コンタクトレンズの価格比較サイトを利用することをおすすめします。こちらは130以上のネット通販ショップの中から任意の製品の最安値を表示します。いつも利用しているサイトよりも安く購入できるかもしれませんから、是非一度ご覧になってください。登録等は不要で、簡単に価格比較ができますよ。

コンタクトレンズを挿入する